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SPC投稿小説
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「回復呪文も使えるよ?」
「それは僕を撲殺した時だけでしょうがッ!」
「じゃあ遊び人としてっ!」
「役立たずじゃんッ!ていうかドクロちゃんじゃ賢者になれないから!」
 僕個人としては商人になって頂きたい所です。
 ともかくとっととここを離れます、言い忘れてましたが今日は学校創立記念日による休みッ!前もってこの事を、何も知らなかったアホ天使に言っておけば、駄目人間のよう午後二時まで眠っていたのに、不覚です。しかし過去を見ていては前に進めません、遙かなる未来を目指さなけれ――ぴゅぴゅり〜ぴゅるるるる〜――なんですかこの口笛はまるで裏家業が出撃するようなメロディ、不思議に思った瞬間と、
 僕の頭蓋骨がエスカリボルグで粉砕された瞬間が、重なりました。
 全くの不意打ちでろくなリアクションがとれず、あの世へいきかけた僕の魂ですが、そこはそれ、

 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪

 ドクロちゃんが唱えればほら元通りッ!そう僕は奇跡を起こす人間、七転び八起きの精神なのです!泣いていいですか?
 しかし涙くんにはさよならして、「い、いきなり何するんだよドクロちゃん!」と、当然のように抗議しますが、「不良役人は先に送ったぜ」何を言って、
「地獄行きのお前に語る名前なんざねぇ」
 ―――その一言で全てが氷塊、ドクロちゃんは遊んでくれない僕に業を煮やし、勝手に遊び始めたのです、そしてジャンルは、対象になりきって遊ぶ『〜ごっこ』系。だけど、
 よりによって仕事人をチョイスするのはどうかと思います。
 多分、釘バットのドクロと自前でナレーションをつけてるでしょうこの人。というか、遊びの域を超えています。花火と違って気をつければどうにかなるレベルじゃありません。なにせ本気で僕の命を、「お天道様に顔向けできねぇ」「わー待って、待ってドクロちゃんッ!」「ええい往生際の悪い、てめぇに殺されたお初の命」「僕悪代官じゃないからっ!黄金色のお菓子とかもらってないから!」
 先ほどまで未来を目指していた僕ですが、それが閉じられては溜まりません。結局、僕は泣きながらドクロちゃんにこう言いました。一緒に出かけてあげるから、この遊びだけは勘弁してと。すると殺し屋の目から一気に子犬の瞳になって、抱きついてくるドクロちゃん、ぷにぷにの感触が心地よいですが、肝を冷やした僕は、力なく苦笑うしかありません。

 ―――これは徹頭徹尾是人間である僕、草壁桜と、未来の国よりこんにちわな天使の少女ドクロちゃんによる、熱き血潮が溢れしたたる物語。