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SPC投稿小説
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 パチンという何かが弾ける音、それは星獲りの男の撃った銃弾であり、また星が撃たれた音でもあるのです。
 さあ、受け取って下さい。
 大丈夫、星はふわふわと落ちてきますから。
 獲ったら、星獲りの男にちゃんと伝えましょう。必ずです。

 『・・・・・・・星、獲った』

 「・・・・・・・・・・・・・うし、ならお前は帰れ。もう星は獲ったろ?」

 前にも言いましたが、星獲りの男は気難しいので、言われたことはきちんと守りましょうね。
 獲った星は大事に胸に抱えましょう。
 さあ、帰るとは言っても、帰り道がわかりません。何せあなたは今、迷子なのですから。
 大丈夫です。
 そっと目を閉じてみて下さい。
 だんだんと意識が薄れていくのがわかるでしょう。
 あなたはそのまま眠りにつくのです。

 朝、あなたはいつも通り、ベッドで目を覚ますでしょう。
 そう、全ては夢だったのです。
 星獲りの丘と、星を獲り続けている男の人。
 自分の為に星を落としてもらって
 そして自分で星を・・・・・・・

 呆然としないでさあ、ベッドを見回して下さい。
 きっとあるはずです。
 虹色に輝く、小さな星が・・・・・。
 それはあなただけの、あなたの為の星。
 あなたが自分で獲った星です。
 約束を破らない限り、その星はあなたの下で、いつまで輝き続けるでしょう。

 星が綺麗に輝き、瞬く夜更け。
 もしかしたら、今夜もまた、星獲りの丘でふわふわと星が落ちているのかもしれません。